先週の月曜日、父からメールが入りました。
新篠津の従兄が亡くなったとのこと。
「昨日病院で顔見てきたんだけど、ダメだったみたい。」
この歳になると、母や祖父や身近な親戚など、多くの人の死に出会ってきましたけど。
この従兄の死というのが、思いの外重かったので、どこに書こうか迷いましたけど、ここに書いておきたいと思います。
従兄です。伯母の息子です。
同じ祖父母に連なる孫同士です。
ある意味、同じ世代の人です。年齢は5歳くらい上ですけどね。
同じ世代の身内を亡くしたのは、初めてです。
今年の春先に、ガンが見つかり、闘病してました。
農家の息子ですから、体つきもたくましく、体力もある。
お盆に会った時には、抗ガン剤治療中だったそうですが、表向きは元気そうにしてました。
でも、見つかった時点でステージ4。末期ガンだったそうで。
手術もできない段階だったんだそうです。
そんな状態でこの数ヶ月、本当に辛かっただろうと思います。
数年前に実家である新篠津に戻り、実家を継ぐ決意をしていた従兄。
そんな大切な跡取り息子に先立たれた伯父さん伯母さんの心痛を思うと、本当に、本当に気の毒で。
若年性のガンは進行が速く、発見が遅れると致命的とは聞きます。
まさか、自分の従兄がそうなるとは夢にも思いませんでしたけど。
久しぶりに、「生きるってなんだろう」「自分は何のために生きてるんだろう」
そんなことを考えるきっかけになりました。
僕とて明日死なないとも限らない。そうなったとして悔いの無い人生を送ってるだろうか。
生きるってことだけは、当然ながら遺された僕達にしか出来ないことなので。
あまりに早くこの世を去った従兄の分も、悔いのないように生きたいものです。