「テレワーク」という言葉がIT業界で市民権を得て、随分経つ。
もともとブロードバンドの普及とパソコンの普及で、いつでもどこでも仕事できるようになったIT業界の人たちが、「どこでも仕事できるなら、家で仕事してもいいんじゃね?」と言ったかどうかは知らないが、そんな感じで始まったのがテレワーク。
言葉の定義をきちんとしておくと、テレワークというのは、会社に出社しないで仕事をするスタイルのこと。他にもいろいろ定義はありそうだけど、とりあえずこんなユルい感じで置いておく。
そ
の中には、自宅で仕事をする「在宅勤務」から、営業職にありがちな客先から客先に渡り歩く中で、空き時間会社に戻るのではなく、まちの喫茶店などで仕事を
してしまう、いわゆる「ノマドスタイル」、果ては地方に住みながら都会の仕事をしてしまうスタイルまで、幅広いワークスタイルを含んでいる。
2011
年3月11日の東日本大震災では、首都圏でも都市機能がマヒして、大量の出社困難者を出した。その教訓から、大企業を中心にテレワークを認める会社が増え
てきていて、そこを商機と見た各ITベンダーがいろいろな製品・サービスを出して、ようやく日本でもテレワークが普及し始めてるかな、と感じる。
前置きが長くなった。本題に入りたいと思う。
最近、僕のやってる活動というのは、「逆テレワーク」とも言えるのではないか、と思う。