次は北へ!

この週末は、箏・三絃の合同練習で札幌です。
創立65周年記念 宮城会北海道支部演奏会まで残すところあと1ヵ月を切りました。
次の70周年、75周年には出られるかわからないので、
まずは悔いのないようにしっかりと舞台をつとめたいと思います。
練習は日曜日の朝からなので、札幌への移動は土曜のうちに着けばOK。
ということで、今回行きはLCCのエアアジアにしました。
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なんといっても運賃がエア・ドゥの3分の1なので。片道だけでもかなり節約になります。
ただ、やはり時間が結構ルーズで、今回も40分くらい遅れての千歳到着となりました。(^^;
とりあえず、JRで札幌に移動した後は、速やかにホテルに移動して、あとはぐっすり眠ることにしました。
やはり北海道の気候が体に合っているのか、ぐっすり熟睡できました。
梅雨に入ってからというもの、眠りが浅くて困ってたので、とてもありがたいことでした。(^^)

22年ぶりの・・・

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火・水と仕事で富山市を訪れました。

富山には、22年前の小学5年生の時に家族旅行で黒部ダムに行った際、
通過してるはずなので、22年ぶりの再訪ということになります。

とは言え、前回は通過しただけですし、ほとんど記憶にもないので、
ほぼ初めて!? という感じです。

人口40万人ほどの都市である富山市は、ほどほどに都会で、
かつほどほどに地方で、住むにはとても住みやすそうな街でした。

お仕事は2日間に渡るセミナーの講師だったんですが、
非常に沢山のお客様に出席を頂き、無事終了しました。

火曜日の夜には富山支店の人に飲みに連れ出して頂き、
地元の海の幸と日本酒に舌鼓。
うっかり飲み過ぎて水曜日の朝はしんどかったですが・・。(笑)

富山は8月にもう一本、セミナーを実施することになってますので、
再訪を楽しみにしたいと思います。(たぶんその時は日帰りですが。。)

さて。あちこち出張で飛び回ってるうちに、大分僕の日本地図も埋まって来ました。
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Facebookの「スポット」という機能で、
これまでチェックインしたことのある場所を地図上で見ることができるんですが、
ご覧のような感じになってます。

今年はあと、山形と信州松本が決定してますので、
山形と長野の空白地帯も埋まる予定。

あとは秋田、福井、石川、奈良、和歌山、山口と、
長崎以外の九州といったところですかね。

これが目的ではないですけど、
これもまた楽しみの一つとして楽しんで行きたいと思います。

札幌三曲協会70周年記念演奏会

日曜日は、札幌三曲協会の70周年記念演奏会を聴きに行って来ました。
開幕は「合奏曲 六段」。総勢100名からなる大合奏でした。
次の曲が古典「松竹梅」。
それ以降は、人間国宝山本邦山の作品が続き、
そして山本邦山本人も出演されていました。

やはり、さすがは人間国宝。竹が泣いていると言いますか、
凄まじい音色にただただ圧倒されました。

あと、感じたことがひとつ。
僕らの所属する宮城社、意外に少数派なんだなぁ、ということです。

僕らの室蘭三曲協会では、生田流正派の人が誰もいないのもあり、
生田流といえば宮城社です。
山田流に比べても、宮城社の人数が圧倒的に多く、多数派になっています。

そんな中で活動しているので、
勝手にどこの土地でも宮城社が多数派なのだと思い込んでましたが・・・。

今回の演奏会、プログラムを見ていると、
名前に「雅」「雅楽」の字を頂く人たち・・生田流正派の方たちがとても多く、
次いで山田流と思われるお名前の方が多くありました。

箏曲の各流派では、雅号と呼ぶ一種の芸名を頂く「名取り」という制度を持っています。
一般的に、ある程度までは師匠から一文字を頂く名前を頂戴します。
そして師範等の資格を得ると、流祖から一文字を頂き名前を変える、ということになるようです。

すると、プログラムの名前を見ると、同じ文字を頂く名前が並ぶことになります。
その名前を見ると、どこの流派の、どのくらいの職格の人かがすぐに分かる、ということになりますね。

僕達の宮城社では、この名取りの制度を持ちません。
なので、プログラムに載せる名前も、本名を載せます。

だから、それはそれで、宮城社の人間はすぐにわかるのです。

今回の演奏会の出演者を見るに、宮城社の人間はおそらく全体の2割程度。
実は少数派なんだってことがよく分かりました。

冷静に考えれば。
宮城会北海道支部の正会員は300人弱。
札幌三曲協会だけでも会員数は700人以上。
宮城社が多数派ではないのは、ここからもわかるんですよね。

自分のところだけを見て判断すると大局を見誤るの典型です。
もう少し視野を広げて、色々な流派の色々な演奏を見聞きしたいと改めて感じました。

森の奥の音楽会

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この週末は北海道に帰ってました。

土曜日は、登別のある先生の会をお手伝いしに、登別市鉱山町へ。
この鉱山町、その名の通りかつては鉱山があり、その周りに市街地が形成されてて、
学校や神社はもちろん、映画館まで揃って大変賑やかだったとか。

1970年代に鉱山が閉山し、40年余りが経った今では住人も居らず、廃村の雰囲気になってます。
そんな廃村の旧小学校活用して整備されたのが、
「登別市ネイチャーセンター ふぉれすと鉱山」という施設です。
NPO法人モモンガくらぶさんが管理されており、自然豊かな環境を活用して
トレッキングとか、子供向けの自然教室とかを実施してます。

ふぉれすと鉱山には、ちょっとした大きさの体育館兼ホールと宿泊施設も併設され、
そのホールを会場に毎年行われているのが、この「鈴の会」という演奏会です。

この「鈴の会」、今年で3回目になるんですが、第1回の時に出演させて頂いたご縁で、
こうして毎年お手伝いさせて頂いてます。

具体的には、舞台裏方(楽器の出し入れと舞台配置)と調絃係ですね。

本当は、この会の会主から毎年、「来年は都合が良ければ弾いてくださいね」と言われてるんですが・・
なにぶんこの先生は山田流今井派。僕は生田流宮城社。
流派が違うので、なかなか難しい部分があるんですよね。

とは言え、それを言い続けてても邦楽の発展は無いので、
今年・来年と自分の流派・自分の社中にきっちりご奉仕した上で、
来年か再来年には姉弟子のお許しをもらって、参加させてもらいたいなぁ、と思います。

この会、今どきには珍しく中高生の会員がいるんですが、
この子たちの成長が年々目を見張るものがあり、それもまた楽しみだったりします。

また、邦楽に限らず詩吟や、今年は三線などを取り入れているところも面白いところ。
そして、幌別の市街地から30分以上も走らないと着かないような山奥に関わらず、
毎年100人近いお客様が足を運んで下さいます。
この辺りで行われる邦楽の会としては大変多く、会主の人柄が伺えますよね。

今年も暖かで、とてもよい会になりました。
来年もまた、ここで鈴の会が行われることを願ってやみません。

資金源

さて。Facebookご覧の皆様はお気付きかと思いますが、
僕はちょくちょく北海道に帰っています。
平均すると月2回程度になるんですが、
忙しい時期ともなると毎週のように帰ることもしばしばです。
となると、たまに「どんだけ稼いでるの?」と言われますが。。
まぁ、同じ会社の皆様はご存知のはず。6級主任の給与です。
しかも時間外はほとんど付けてません。
まぁ今のご時世、多少貰ってる部類とは思いますけど、決して裕福な状態ではありません。
なので帰省資金は、日々の節約と、
ボーナスから10万か20万プールしておいて、
月々足らん分を補ってる、そんな状態ですね。
言い換えれば、僕の同世代の人たちが家庭を持って、
専業主婦と子供を養ってるくらいの金額を、
僕はライフワークである邦楽につぎ込んでる、とも言えますね。
僕が邦楽をただの趣味ではなく、ライフワークと位置付けてるのは、
実はこんな背景もあったりするのです。
こんな生活を続けていれば、まともな結婚なんてできるはずもないし、
まして子供を持つなんて言うのも夢のまた夢でしょう。
僕は人並みの幸せなんて望めないことはすでに覚悟の上です。
僕にとって恋人であり、生涯のパートナーであり、家族なのが
箏、そして三絃という楽器なのです。
これからも引き続き頑張ります。(^^)

懐かしい人との再会

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さて。今日は静岡で展示会で説明員としてお客様対応をしました。
朝の10時から17時まで、7時間の長丁場です。

静岡は短期間に三度も行ってて、しかも、そのうち2回はセミナーだったので、
これまでざっと20人以上のお客さんと面識があります。
そんなお客さんたちが次から次へと来られるので、自然と密度の濃い話が出来、
大変有意義な一日となりました。

そんな中で、懐かしい人との再会がありました。
お客さんではなく、他の出展メーカーの担当者さんだったんですが・・

2004年~2005年にかけて、僕が帯広で営業をやってた頃に、
某PCメーカーさんのうち担当の営業だった方です。

僕が東京に異動して以来の再会でしたので、実に8年ぶり?
挨拶させてもらったら、懐かしい会話が尽きませんでした。

偶然とは言え、なんとも不思議な御縁と思います。
まぁ、言ってもこの業界は狭いので、まだまだどこで誰と会うかわかりませんね。

そんな一期一会、人とのご縁を大切に仕事して行けたら素敵だなぁ、と改めて思いました。

三度目の静岡

昨日から出張で静岡を訪れてます。
4月に、人生で初めて静岡に来てから、なんだかんだで3回目。
意外に東京から近いこと、意外に製造業が盛んで市場規模が大きいこと、
そして、意外に歴史のある土地であることに驚いてます。
静岡って、意識したことなかったんですが、
歴史的な地名で言うと、かつて駿府と呼ばれてた街なんですね。
この○府って地名、おそらく日本の地方都市としては最も歴史と格式をもつものです。
他の地域だと甲府とかもそうですよね。
駿府は、駿河の国の国府所在地を指します。
駿河国が成立したのは大宝律令とかの時代ですから7世紀~8世紀頃のはず。
と考えると、この街は千年以上続いてる街ってことですね。
(途中、国府が移転したりしてなければ、ですが。)
戦国時代の今川義元や徳川家康公とのゆかりもあるでしょうし、
探せば歴史のある旧跡がそこかしこにあるものと推察します。
今度、プライベートでゆっくり歴史散策してみたいものですね。

汗をかこう!

最近、なんとなく体の調子が良くなくて、
「冷房で冷やし過ぎかな?」とか、
「たまにサウナとかお風呂屋さんに行ってみようかな」とか思ってたけど、
はた、と気づきました。

そもそも冷やさなきゃいいんじゃん! と。(爆)

わざわざサウナ行って汗かかなくても、冷房いれなきゃ汗はかきます。
それを嫌がって冷房入れるからおかしなことになる、と今更気付く。

特に休みの日なんかは、人前に出るわけじゃないから、汗なんて流れるに任せればいい。
むしろその方が代謝も良くなるはずだし、デトックス効果も期待できる。

というわけで、この週末から水分補給に気をつけつつ、
冷房に頼らない生活に変えてみてます。

とは言え、寝苦しくて眠れない程なら、
眠りに入るまで少しだけ冷房使うのもありかな、とは思いますが。
要は、依存し過ぎはダメですよ、ということで。(^^

汗をかくことは、悪いことじゃない。
むしろ体にとって、そっちの方が自然なんだ。
そんな当たり前のことを改めて発見した休日でした。(^^

皆が通ってきた道

昨日の午後、来週初めてセミナー講師デビューするうちのメンバーのリハーサル&レビューをしました。

そのメンバーは先月から来て頂いている派遣の方で、セミナー講師をするのは初めてとのことで、とても緊張されてました。

まぁ、結果は、四方八方から指摘が入り、相当やられてましたが。。(^^;

講義を聞きながら、僕が初めてセミナー講師をやり始めた頃のことや、
後輩たちがセミナーやり始めた頃を思い出してました。皆、最初は似たようなもんです。

台本を読んで失敗して。
台本書いて、丸暗記しようとして、途中で頭が真っ白になって失敗して。

「メモに、何を話すかをキーワードだけ書いておけばいいんですよ。」
僕が発言したアドバイスは、僕自身がかつて先輩たちから頂いたアドバイスと一緒。

でも、当時の僕は思いました。そんなもんで喋れるか、と。(笑)
なので、そう思われてるんだろうなー、と思いつつ。

最近の僕のセミナーは、各スライドで何を説明するのか、を決めて、
そのために必要な事柄をキーワードとして拾っておきます。
あとは、セリフを考えるのではなく、「話の流れ」を考えておく。

セリフ決めてるわけじゃないから、「間違える」ということがまずあり得ません。
聞き手の様子を見ながら、反応を見ながら、言葉を選んで、話しかける。
相手が頷いてたり、伝わってそうなら続けるし、
伝わってなさそうなら、言葉を変えて伝え直す。

セミナーという、一見一方通行のコミュニケーションでも、
実は聞き手と講師のキャッチボールなんだってことを
最近になってようやく気づき、実践し始めてるところです。

でもそれは、この4年ほどの間に、何十回も場数を踏んできたからこそ、わかること。
それを、やる前からわかれと言うのは無理というものです。

なので、まずは場数を踏んでもらおうと思ってます。
まずは来週のセミナー。成功体験・失敗体験をたくさん積んで頂ければと思ってます。

決断。

久しぶりのブログ更新です。皆様ご無沙汰でございます。

前回のブログ更新から今日まで、下合わせで札幌やら、
仕事で鳥取やら名古屋やらブッ飛んで歩いてました。

今週は特に遠出する予定もなく穏やかな一週間になりそうですが、
来週はまた、仕事で静岡、プライベートで室蘭、札幌。
次の週は仕事で富山、週末は下合わせで札幌と、再びブッ飛び人生に戻りそうです。

まぁ、もう若くないことは自覚してるので、無理せず休み休み、
体力温存しながら過ごしたいと思います。

前置きが長くなりましたが、本題に入りましょう。
一つ、邦楽に関して決断を下しました。

来年、東京で行われる全国演奏会に申し込むことにしました。

室蘭からはほとんど出る人もおらず、もちろんうちの社中からも参加者ゼロの見込み。
そんな中で、僕自身どうしようか迷ってたんですが・・・。

先生が健在なら、なんと仰るかなぁ、と考えてみるに・・・

「頑張れるうちは、一生懸命頑張って勉強しなさい。いい機会じゃないの。」

きっとそう仰られる気がして。

もちろん、出るからには生半可な練習量では出られません。
まして、来年は室蘭で全道演奏会があり、それにも出演予定です。

でも。それでも。
先生が亡くなられて。定期的にお稽古して頂く機会が失われて。
こういう目標でもないと、モチベーションを維持できない気もしてました。

前回の全道演奏会で一人弾きした時の練習量とか、
昨年、教師試験を受けた時の練習量を考えれば、
僕にはまだまだ、練習量は確保できるはず。要はやる気だけです。

幸い、姉弟子に相談してみたら快く、「いいよいいよ。挑戦してみなよ」と言ってくれたので。
次回、室蘭に帰省した時にでも、出演を申し込みたいと思ってます。

僕の先生はもういません。
僕がこの世界で、どう進んでいくべきかは、
こうして、「先生に相談したら、どう答えてくれるかな?」と自問しながら、
同門の姉弟子たちに相談しながら、進んでいくしかありません。

僕はどこに行っても、いつになっても、先生の門人であることは変わりようも無いので。
先生の門人として相応しく振る舞うように努力して行きたいものです。

「さすがあの先生の門人だ」と言ってもらえるかはわかりませんけど、
そこに近付けるように、精進あるのみです。

よし。

がんばろう。