2024年 大晦日

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 さて。今年もあと3時間ほどとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今年も多くの皆様に公私ともに大変お世話になり、ありがとうございました。恒例となりましたが、今年1年を振り返ってみたいと思います。

 一昨年の7月に設立した「室蘭てつのまち振興会」の事業関係については、後日別途、事業報告をまとめますが、「缶バッジの制作・販売」といった従来は難しかった営利っぽい事業がスタートできたりといった新展開もあったものの、一方で市民向け室蘭基礎講座については、2年越しの未実施となってしまったりと、一進一退だったかなと思っています。冊子の制作・発刊や、街歩きツアー等もやりきれず、ちょっと足踏みだったかなぁと反省しています。

 ちょっとだけ言い訳すると、今年は勤め先の創立100周年の年に当たっており、8月の「ゴルフ大会」、9月の「みんなのフェスタ」、そして11月の「記念式典」と、大きな行事が続き、「それどころではなかった」というのがありました。

 他には3月から10月まで、3年目となる旧絵鞆小公開があり、今年は延べ31日間、旧絵鞆小に詰めました。
 事務局を務めるMuroran Art Projectも4回目となる「鉄と光の芸術祭」を9月に開催。延べ1000人以上の方にご来場いただきました。

 また、思いがけず5年越しの挑戦になってしまった、「地域限定旅行業務取扱管理者」の試験にようやく合格したのも、自分的には今年の大きなトピックの一つでしたね。
 受かった後なので言い訳しますが、この試験、年に1回、9月にしかない試験なんです。そして、9月って、去年までだと、某写真イベントがあったり、某芸術祭があったりして、物理的に勉強時間取りにくい時期だったんですよね。ともあれ、なんとか合格できてほっとしています。

 箏・三味線等の演奏活動については、1月7日の新春恒例・市民会館ロビーコンサートから始まり、4月20日には東京国際フォーラムで行われた全国演奏会に出演。5000人規模の超巨大ホールでの演奏はとても良い経験になりました。その後、10月の室蘭市民文化祭を経るなど、今年も何度かの舞台に臨むことができました。

 昨年、特に書いていた室蘭市文化センター大ホールのことについては、文化連盟がすっかり廃止を受け入れた形になってしまったことで、ちょっと目算が狂いましたが、(一社)むろらん100年建造物保存活用会として、ワークショップのテーマに取り上げるなど、気持ちを同じくする人たちと一緒に、ホールだけでなく、「室蘭の文化」を将来どうする? という部分も含めて考えて来ました。

 このまちのためにやりたいこと、必要なこと、もっとやれるはずのことが、やれなくて歯がゆい思いをしてきた1年でした。
 そして、本業に関して言えば、「まち」という「現場」から3歩も4歩も離れてしまった感じが、なんとも、もどかしい。。こんなことをしたくて帰ってきたんだっけ? と自問自答です。

 まぁ、愚痴ってても何も変わらないので、行動するしかないかな、と腹もくくりつつあります。
 僕の人生、すでに折り返し地点は過ぎている。元気で活動できる期間を考えたら、残りの期間はそんなに長くない。「本当はこうしたいのに」なんて腐ってたら、あっという間に10年20年経って、「結局僕の人生何も出来なかった」と後悔することになるので、一度きりの人生、しっかり挑戦して行きたいと思います。

 そんな覚悟でやりますので、思いがけず振り回してしまう方もいるかもしれませんが、被害者の会が出来ない程度で行きたいと思いますので(笑)、引き続き皆様よろしくお願いいたします。

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