一応、僕は与党支持者です。そして、ここに書くのは僕個人の意見です。そのことを先に書いてから、進めます。
今日は衆議院選挙の投票日です。「この地域の民意の最大公約数」を、1人の候補に預けて国政に送り出すのが本来の意味です。
国民に「代」わって、国会の場で「議」論するから、衆議院議員をとくに「代議士」と言いますよね。
誤解を恐れず言うなら、衆議院選挙は「地域のためになる人」、「地域によい結果をもたらす人」を選ぶのが本義なわけです。
国政がどうとか、外交がどうとかもありますけど、まずは、その人を選ぶことで、その地域が良くなるかどうか。
もっと言えば、「よその地域、となりの地域よりも国に贔屓にしてもらえるか」が重要なわけです。
そう考えたときに、やはり与党議員が出ている地域かどうか、は大事です。みんな平等、なんて建前で、やはり地域の要望を吸い上げて、国にぶつけて予算を取ってくるには、地元選出の与党議員がいるのに越したことはありません。
だから、僕は党首が話すのでなければ、選挙で国政の話、外交の話、国防の話ばかりする人、それしかしない人の話は興味ありません。
僕は、国政に対してや、外交・国防に対しても言いたいこともありますが、まず第一には生まれ育ったこの室蘭がこの先発展して行けるか。発展するための予算が国から下りてくるかどうか。それを重視します。
なので、候補者がせっかく地域に来て演説や遊説をするなら、「この地域をどう良くするのか」「この地域にどう利益を持ってくるのか」という話をして欲しいと常々思ってます。
この地域の野党の現職議員が随分頑張ってる、足繁く地域を回り、いろんな人の意見や要望を聞いているとは聞いてます。
でも、その議員が国から予算を取ってきたという話は聞いたことが無いんです。中央省庁にかけあって、この地域のための政策を通してきたという話は聞かないんです。(僕が聞いたことないだけだったらごめんなさい。)
その意味では、少なくとも小選挙区は、与党議員を当選させない地域は衰退するんだろうな、と思うんです。
あくまで僕個人の意見ですし、ここ室蘭に関して言えば、苫小牧と同じ選挙区なこともあって、当選させても国の予算は苫小牧にばかり落ちるんだろうな、とは思います。
それでも、9区に与党議員がいるかいないかは大きな違いを生みますし、彼らは市町村ごとの得票数・得票率も見てるでしょうから、選挙に勝ったとしても、室蘭での得票率が低かったり、野党議員の方が多ければ、それはそれで室蘭と西胆振の立場が悪くなると思うんです。
今回の選挙、与党にも野党にも票を投じたくない。だから選挙には行かない、という人も多いと思います。
でも、それでも選挙には行って欲しいです。「行かないことも一つの意思表示だ」と言う人もいるかもしれませんが、政治家が政策を考えるときに、投票した人のことは意識しても、投票しない人のことは意識しないと思います。「いないもの」として扱われるだけです。
だから、この地域の一員として、選挙には必ず行きましょうね。