先日、Facebookで「牧師と神父の違い」なる記事を見つけた。その記事では、牧師と神父の違いから、カトリックとプロテスタントの違いに導いて、ざっくりと説明していた。
世界三大宗教の一つ、キリスト教。日本人にとっては、クリスマスなどもあり、仏教・神道に次いで身近なはずの宗教だが、その宗派やたどってきた歴史についてはあまり知られてないように思う。僕も、高校の時に世界史を学ぶ中でなんとなく整理してきたのが実情。いい機会なので一度、整理しておきたい。
キリスト教を考える時に、もう一つ関連して整理したいものがある。それがタイトルにもある「ローマ帝国」だ。多くの人にとっては、古代ヨーロッパに存在した超大国・・・くらいの認識しか無いのではないだろうか。
でも、ローマ帝国の後継を自認する国が現在も存在しているとしたら? ローマ帝国が実は近代まで存続していたとしたら?
そんなローマ帝国の歴史を、その象徴である「双頭の鷲」「単頭の鷲」の紋章も絡めながら紹介したい。
なお、本稿は僕が独自に調査し整理したもので、「絵的なわかりやすさ」「流れとしてのわかりやすさ」を基準に整理している。場面によっては乱暴すぎるこじつけや、雑すぎる整理があろうかと思うがご容赦頂きたい。
明確な誤りがあれば、ご指摘をお願いして、本稿に入りたいと思う。