最近、観光関係の話題に触れるときに、いくつかのキーワードがあります。一つは、インバウンド。そして、もう一つは富裕層。
この「富裕層」の捉え方について、世の中的な見方と現実との間に、結構な差異がありそうなだなぁ、と感じたので、その点について書いてみたいと思います。
ネガティブな言葉は良い未来を生み出さない。
前から気にはなっていたんですが、最近改めて気になることがあります。
室蘭の人って、どうしてこうも後ろ向きな発言が好きなのでしょう。
特に、室蘭の全盛期を体験しているシニア層の男性に多い気がする。
「昔は良かった。まちも賑やかだった。」
これは良いとしましょう。在りし日を懐かしむ心に害はありません。
問題はこれに続く言葉。
「それに比べて今はダメだ。これからもっとダメになる。」
「製油所は撤退してしまった。製鋼所もどうなるかわからないし、製鉄所だって君津や大分に比べて小規模だから未来が無い。」
これなんですよね。
頼みもしないのに、悲観的な未来予想を披露し、もうダメだと嘆いて見せる。