少し間があきましたが、伊勢編続けます。
ようやく聖地巡礼旅っぽくなります。
2013年9月14日 (土) 聖地巡礼の旅への決意
2013年9月14日 (土) 聖地巡礼の旅(1) 東京編
2013年9月23日 (月) 聖地巡礼の旅(2) 神戸編
2014年2月17日 (月) 聖地巡礼の旅(3) 刈谷編
2014年7月22日 (火) 聖地巡礼の旅(4) 伊勢編(上)
午前中、突然降りだした雨で大慌てしたのを反省し、昼食後は一旦伊勢市駅へ戻って、ロッカーの中から折りたたみ傘を取り出しました。これでロッカー代300円余分にかかってしまいましたが、まぁコンビニでいらないビニ傘買ったと思えば一緒ですね。
駅前のバス停から、内宮前行きのバスに乗り・・・ だけど終点まで行かず、何故か猿田彦神社前で下車。
なぜだと思います?
・・・・なぜなら、ここに、この旅の主目的があるからなのです。
なんだコレ? と思われる方も多いかもしれません。このモニュメントは宮城道雄記念碑。宮城道雄先生の生誕100年を記念して、宮城会が主体となり、伊勢市など関係団体の協力で建立されたものです。
碑文が2つあり、1つは宮城道雄先生の略歴、もう一つは随筆「五十鈴川」の一節が刻まれています。
記念碑を見学後は、近くの小道を通って内宮に向かいます。
沿道にはきれいな花が咲いてました。
小道の周囲には味わいのある和風建築が続きます・・・が、内宮が近づくにつれて、人がどんどん増えて歩くのも困難に。(^^; しかも雨まで降ってきます。
てんやわんやで、ようやく皇大神宮、別名「内宮」に到着です。
日本で最も尊い神様のお住まいです。
一の鳥居をくぐると、すぐにある橋が五十鈴川にかかる宇治橋です。
ちなみにこの鳥居は、かつての御正宮の棟持柱を再利用して作られているそうですよ。
橋を渡ると境内ですが、外宮に比べてずいぶん「庭園」っぽいなぁと感じます。
帰ってきて調べたところ、ここはまだご神域ではなく、神苑と呼ばれる区域だそうで。
鳥居をくぐる度に森はどんどん深くなります。
参道右手に手水舎があるので、そこで手と口を清めて進みます。
すると、参道は五十鈴川の河原へ。ここで川の水であらためて手を清めます。
河原を過ぎると、参道は本格的に森の中に入っていきます。
清浄な気が満ちているのを感じます。
いくつもの巨木を見ながら参道を進むと、いよいよ石段の上に御正宮が。
真新しい板塀と鳥居が眩しいです。そしてここで雨が上がるという奇跡が。
行列に並んで、ようやく天照大御神さまにご対面です。
とは言っても外宮と同じで、御正殿までは行けず、鳥居をくぐったところでご挨拶ですが。(^^;
まずもって、無事ここに来られたことをお礼申し上げた上で、
この日本に生んでいただき、日々何不足なく平和に暮らさせて頂いていることに深くお礼申し上げました。
いつもお守り頂き、ありがとうございます、と。
参拝を終えた後は、一の別宮である荒祭宮へ。
このお宮がお祭しているのは、天照大御神さまの荒御魂。
このお宮ではお願いごとをしてもいいことになっているそうです。
普段、神様にお願いごとをしない僕ですが、ここで1つだけお願いごとをしました。
生まれ育った土地に帰り、人のために役に立ちたいです、と。
そのために今まで以上に精進するので、どうかお見守り下さい、と。
天照大御神さまがお聞き届け下さるかどうかはわかりませんが、
僕は大御神にお誓い申し上げたとおり、これまで以上に室蘭のために精進するのみです。
この後、境内のいくつかの別宮をお参りしたのですが、写真があまりありませんでした。。
なので、参道の写真をいくつか。
そしてたっぷりご神域の空気で身を清めて、いよいよ内宮を後にします。
その前に、宇治橋を下から撮影できるポイントがあったので、一枚パチリ。
千年前から変わらない光景なのでしょうね。
内宮を辞した後は、バスで伊勢市駅に戻り、そこから近鉄特急で、今度は名古屋ではなく大阪に向かいます。行き先は大阪上本町。2時間ほど列車に揺られて、大阪に到着です。
伊勢編はここで終わりですが、旅はまだ続きます。次は白浜編です。