コメの価格が大きな注目を浴びています。
かつて、多くの日本人が「農家出身」でした。でも、高度経済成長期に地方から都市への移動が起きて、そこからもう半世紀。今、社会の主流となっている人たちが農業を知らない世代になっていること。その中で、「コメの価格」という流通の末端にしか光が当たらなくなっていること。そして、そんな「農業を知らない人たち」の世論によって進められようとしている変革に「大丈夫かな?」という思いが強いです。
これまで良かれと思って進められてきた農業政策を根本から再検証する必要があるんじゃないかな? と思うんです。
「大卒」の価値の変容
前回、「管理職」について書いた。
管理職は本来、高度な専門職であり、誰もが当たり前に管理職を目指すことを強いるのはおかしいということ。管理職を貴族か何かのように「偉い」ものとして扱う不合理さ等を指摘する中で、「採用段階で管理職候補として、院卒やMBA取得者等に限定し、高度な専門スキルを身につけている者を募集しても良いと思う」と書いた。
それから数日経って、気付いたことがあったので、続きを書こうと思う。
働き方に関して、あれこれ感じること
「管理職は罰ゲーム」
「静かな退職」
いま、「働き方」について情報収集していると、この2つのキーワードがよくヒットする。
インターネットの特性で、一度でもそのキーワードにふれると、その事柄に関心があると見なされ、あらゆるサイトやサービスからこれらの情報を勧められるようになるので辟易するのだが、勧められるままに、いくつか情報を得ていた中で、ちょっと感じたことがあったので記しておきたい。