今日はメンタル面のリペア日と位置づけて、
午前中は有楽町のどさんこプラザにいろいろと道産品を買いに行き、
午後はのんびり昼寝して、夕食には、どさんこプラザから買ってきたジンギスカンを調理して食べ、
ほっと一息ついたところで、ふと、心にかすめたものがあって、
夜の洗足池公園に出かけました。
時間は大体8時過ぎ。普段なら面倒になって、もう出歩かない時間です。
でも、なんとなく、どうしても行きたくなって、冷たい風の吹く中、一路、洗足池へ。
そこは都内でも有数の桜の名所なわけですが、
当然、夜桜目当ての花見客がたくさんいて、夜店もたくさん出てて、
すごく賑やかになってました。
寒さに震えながらの夜桜鑑賞でしたが、
闇夜に浮かぶ桜、池の水面に映る桜は、もう泣きたくなるくらいにキレイでした。
寒いのも忘れて、このまま永遠にこの時間が続けばいい、と思うくらいに。
この素晴らしい時間を与えてくれたこの池の守り神、洗足池の弁天様にご挨拶に行くと、
池に浮かぶ島に築かれた小さなお社は、いつになく穏やかな雰囲気でした。
まるで、夜桜を愛でながらの宴に騒ぐ人々を見守るように。
そっと手を合わせていると、もしかしたら今宵は、弁天様に呼んで頂いたのかも。
そんな気持ちになり、お招き頂いたことを深くお礼申し上げました。
前に住んでいた亀戸では、亀戸天神の天神様に随分とよくして頂きましたが、
この千束の地に移ってきて、洗足池の弁天様には特別な親しみを感じています。
ふとした休日、ふらっと無意識に、弁天様の許を訪れてることが多いくらい。
こうしてみると、僕達人の子が、遮二無二否定しようとしない限り、
神様は常に僕たちの心に寄り添って下さってるんだろうな、って実感します。
宗教がかったことを言うつもりはありませんし、これを人に押し付ける気もありません。
そもそも日本の神様は、ああしなさい、こうしなさい、そうしないと罰を与えるよ、
というような性格の神様はあまりいません。一神教の神様はそうみたいだけど。
人々の心に寄り添い、時に暖め、時に戒め、そしていつも見守ってくださっている。
それが僕達の神様なんだって、そう思います。
そんな守り神様に思わぬサプライズを頂いた夜でした。
何となくここしばらくは気になって見てました…そして今ちょっとだけ安心した。弁天様は芸事全般の守護をなさるけど、特には弦楽器を好まれるそうだからご縁があるんだと思います。夜桜に呼んでいただけてよかったね。