今月の邦楽ジャーナル

Pocket

ようやく今月の邦楽ジャーナルに目を通しました。
生田流正派が100周年を迎えるとのことで、特集記事が載ってましたね。

あと印象的だったのが、爪の特集その2。
国内で活躍する生田流奏者何人かのコメントが載ってたんですが、
多くの方が書かれているのが、「山田流の音に近づけたくて」という言葉。

山田流の音色に魅せられてるのは僕だけじゃないんだ、と驚きました。

僕も身近に山田流の先生がいて、年に数回は演奏を聴く機会があるんですが、
その先生の奏でられる箏の音が、力強く芯があり、それでいて繊細で、
毎回箏ってこういう音が出るんだと目から鱗が落ちてます。

その先生の演奏を初めて聞いたのは3年前、
まもなく4年前になろうかというところですが、その時からです。
自分の爪音をもっと変えられないかと、色々と工夫を始めたのは。

もちろん山田流と生田流とでは爪が違いますから、いろいろ工夫が必要です。
僕はまず自分の弾き方から研究しましたが、爪を工夫するという方法もあるんですね。

力強く、芯があって、それでいて澄んだ、繊細な音色。
僕はそれを「凛とした音」と思ってるんですが、
凛とした音色を出せるように日々精進したいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA