先週の金曜日。寒さがようやく緩んだ日の仕事帰りに、
ようやく室蘭市総鎮守・室蘭八幡宮へ帰蘭のご報告に行ってきました。
明治8年に本室蘭からこの場所へ移ってきたこの神社。
旧社格は県社。非常に格式の高い神社です。
神様関係は、帰ってきて早々に氏神様である本輪西八幡神社へお参りして来たのですが、やはり職場のすぐ向かいですし、室蘭市全域で仕事をすることになりますから、やはりここにもご挨拶はするべきでしょう。
というわけで、仕事終わって職場を出て、旧室蘭駅前のこの階段を登り始めます。
この階段の左側にはかつて、「室蘭産業会館」という7階建てのビルがありました。室蘭繁栄の象徴であったその建物も数年前に解体されて、今はありません。
そんな思い出を辿りつつ、階段を登ること五十余段。ようやく室蘭八幡宮の鳥居に辿り着きます。
外国船が入港した時など、この場所は外国人観光客に大人気なんだとか。
参道の途中では、遅咲きの八重桜が満開を迎えています。
そしてさらに階段を登ること二百余段。ようやく拝殿が見えてきます。
そしてようやく神様とご対面。お参りして帰蘭を報告。
これからの人生、室蘭のために尽くすことを近い、見守って頂けるようにお願いをいたしました。
「室蘭に帰って来たい」というのは、それこそ僕にとっては「一生のお願い」だったわけですから、もはや神様にお願いできることなんてありません。
神様に導いて頂いたこの人生、目一杯生きてご覧に入れるのみです。
そんな決意を秘めつつ、帰りは来たのとは違うルートを通ることにしました。
幕西町に降りていくルートです。こちらも途中に桜が咲いてます。
そんな風景を眺めながら、階段を下りきると、ここにも大きな桜の木が。
素晴らしい桜を見ることが出来て、感謝感謝ですね。(^^