某銀行との決別

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 今日は、有休消化で休暇を頂いていたので、道内大手の某青い銀行に解約手続きに行ってきました。

 ことの発端は今年の4月頃。
 僕も室蘭にUターンして5年になるし、いつまでも「苫小牧中央支店」の口座なのも、何かとおかしいよねと思い、室蘭中央支店の窓口に行って、「この口座を室蘭中央支店に移したいんですが。」と言ったわけです。

 その時に、窓口の女性行員さんが、非常に嫌そうな顔をされまして。
「このままでも問題なくお使いいただけますが・・・?」
「今後、システムが統合されて、支店ごとの違いというのも無くなっていく方針ですが・・」
などと説明されまして。

「統合ということは、どこ支店というのが通帳に書かれないことになるんですか?」と聞くと、「いえ、それは従来のままです。」と言う。

「苫小牧の支店の口座が嫌なので、室蘭に変えて欲しいんですけど。」と言うと、「出来ないこともないんですけど、センターとの問い合わせ等で大変時間をいただきますが・・・」と。

「じゃあ、一旦解約して、新しくこの支店で通帳作り直した方が速いですか?」と聞くと、「今のままで何か不自由ありますか?」と返してくる。

 全く話が噛み合わないことに疲れたのと、まさか「おたくの支店と取引したい」と言って、ここまで渋られるとは思わなかったので、もう嫌になってその場は何もせず帰ってきました。

 で、しばらく放置してたんですが、向こうがそういう態度なら、もうこの銀行とお付き合いする必要はないな、と判断し、口座解約の方針を決めて、残高をゼロにし、機会を伺ってたのです。
 一旦解約して、またこの銀行に口座が必要になった時には、室蘭の支店で口座を新たに作ろう、と。

 ただ、室蘭中央支店に言って、またあの女性行員さんと噛み合わない会話したくないな、と思ったので、市内にある、もう一つの支店に行く機会を伺っていたというわけです。ようやく今日そのタイミングが来たというわけでした。

 今日行った支店の行員さんは、余計なことも聞かず、粛々と処理してくれましたよ。

 銀行口座の支店名というのは、取引等の時に見えるものです。それを見て、相手方は僕のことを「あ、室蘭の人だな」「苫小牧の人なのかな?」と判断するということですし、僕が相手の立場だったら、「なんで室蘭に住んでる人なのに、苫小牧の口座なんだろう? そういう変更もしないズボラな人なのかな?」と思ってしまいます。

なので、地元信用金庫の口座も、苫小牧の支店の口座だったんですが、自宅最寄りの支店に移してますし、この銀行の口座もそうしようとしただけです。

今の時代、あえて地元の銀行に口座を持つということは、そういうことのはず。
自分が、その街に根を張って生活しているよ、という証明のはずです。

それを銀行側が拒絶するというのは、どういうことなんでしょうね。
地元銀行がそういう地元意識をきちんと大事にしてくれないなら、あえて地元銀行選ぶ理由もないわけです。
全国共通で便利に使えるって意味なら、ネット銀行の方が遥かに便利で、手数料も安い。

今回は残念な結果になりましたけど、地元銀行には、地元でビジネスをするということが、どういうことなのかを改めて考えて欲しいな、と祈らずにはいられない出来事でした。

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