令和2年 元旦

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皆様新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申しあげます。

 年初にあたり、この1年の抱負といいますか、目標のようなものを書き留めておきたいと思います。お時間があればお付き合い下さい。

1.減量を含めた身体のメンテナンス

 見返してみると、「減量」に関しては2016年から書き続けて、5年目の目標設定です。気づいたら70キロを突破し、80キロも突破し、80キロ台後半まで来てしまっている体重。服のサイズも身体に合わなくなってきました。血圧も高めですし、これ以上は様々な健康リスクが出てきます。
 幸い、今の世の中、美味しく食べながら糖質量を減らせる食品が出てきています。そういうものを上手に取り入れながら、まずは80キロを切るのを目標に減量して行きたいですね。
 あとメンテナンスですが、30歳の時に脳ドック受けてから10年になりますので、そろそろまた脳ドック受けてみないとダメかなと思ってます。
 このブログでも以前書きましたが、脳血管系の疾患は遺伝性があると言われており、うちの母方の家系はまさに該当する家系です。大叔母がクモ膜下出血で亡くなっているほか、うちの母も40歳のときにクモ膜下出血で倒れてます。その直後、伯母も脳動脈瘤が見つかり手術。そういう家系ですから、定期的に検査を受けて、予防に努めたいものです。

2.「守破離」の「破」

 前職の時に、新人研修の頃から繰り返し教え込まれたのが、この「守破離」という言葉です。意味としては、物事を学ぶ時に、最初は師からの教えをとことん「守」ることから始める。それが十分にできるようになったら、自分なりに「破」ってみて、工夫を加えてみる。それが十分に出来ると、師を超え、師から「離」れ、一人前として独り立ちできる、というものです。

 僕がUターンした平成29年から、今年5月で丸三年になります。「石の上にも三年」とも言います。
 これまで僕が気をつけてきたのは、仕事においても、それ以外においても、できるだけ「守」を心がけること。自分がどう思うとか、自分がどうしたいとかは極力抑え、今流れている仕事、今動いている現状をできるだけ妨げずに、できるだけ自分の方を合わせていく。そこに混ざり込んでいくことを第一優先で取り組んできました。
 お陰様で、今、このまちが「どのような仕組みで」「どのような力学で」「どのような人たちの意思で」動いているのかが、朧気ながらに見えてきました。
 実は去年から、少しずつ「破」の段階に移り始めてはいて、自分なりの試行錯誤を始めてはいるんですが、今年はさらにそれを加速させて行く年になると思ってます。

3.一人旅をする

 Uターン前、東京にいた頃、年に数回「一人旅」をしていました。廃止直前の江差線や留萌本線に乗りに行ったり、最北の島・礼文島に行ったり、箏の流祖・宮城道雄先生ゆかりの土地を辿ったり。
 でも、Uターン後、実は一度も一人旅をしていません。

 そして、ずっと室蘭にいると、室蘭が「当たり前」に見えてきている自分を感じます。これはまずい。外から見た室蘭を再認識する意味でも、今年は一人旅、何回か企画したいと思ってます。
 幸い、今は車がありますから、道内なら公共交通機関のダイヤ気にせずに行って帰ってこれます。まずは、かつて15年前に住んだ帯広とか、営業で通った釧路や北見、網走といった道東エリアかなぁ。

まとめ

 仕事、という言葉には広義の意味と狭義の意味があると思っています。今、世の中を騒がせているのは、狭義の方ばかり。「対価としての報酬を得るための労働」です。これは厳密には、「仕事」の一部ではあっても、「仕事」そのものではありません。「仕事」と「労働」はイコールではない。
 では仕事とは、広義の仕事とはなにか、と言えば。「自分というリソースを使って、社会に働きかけること」全てが仕事だと思います。そこに本来、報酬の有無は関係ない。
 僕は、僕自身の仕事を、「室蘭というまちが、100年先も繁栄し続ける土台を作ること」と定めています。(ちょっと大げさですが、礎石の隙間の小石の一つにでもなれればと。。)
 そのために室蘭へUターンしてきたし、今の本業を選んだのも、そのため。本業でやりきれない部分を、個人として取り組んでいるのも、全てそのためです。そうした全ての仕事をさらにバージョンアップさせるためにも、今年は「破」の年とできるよう、頑張りたいと思ってます。

 関係の皆様におかれましては、今年もいろいろとご面倒をおかけすることもあるかと思いますが、引き続きご指導ご鞭撻賜りますようお願い申しあげます。

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