久しぶりに晴れ間が広がったので、午後からちょいと散歩に出かけました。
気づけば3月。暦の上ではそろそろ春です。
まぁ、東京の人たちは寒そうに歩いてても、
道産子な僕にとってこの気温は、春本番以外の何者でもなかったりするんですが。(^^
行き先はいつもの洗足池公園。
でも、いつもとは逆方向に西岸側から回ってみました。
まずは洗足池全景。
水質は綺麗ではないし、大きいわけでもないですが、
それでも近所に自然の水場があるっていうのはいいものです。
水辺をゆっくりと歩いて(平日の僕の倍くらい遅く。(笑))
途中にある八幡様に寄って、普段見守って頂いてるお礼を申し上げるとともに、
一年前の今日、亡くなられた方たちの心安らかならんことを祈りました。
八幡様の階段を降りて、すぐのところに桃色の花が咲いてました。
とは言え、だいぶ散り始めてて、今シーズンの終わりを告げてるところを見ると、
ももの花ですかね?
北海道では、この濃いピンクの花は見たことないので、よくわからないです。(^^;
あと、八幡様の境内には紅梅も咲いてました。
そしてさらに歩くと、池に流れ込む細い沢を渡ります。
そこには鯉がたくさん。実はここだけ水が綺麗なんですよね。
調べたところによると、この沢、「清水窪の沢」と呼ぶそうで、
何キロか上流にある湧き水から流れ込んでいるものらしく、
周囲をすっかり護岸されてしまった洗足池にとって、
唯一の水源と言っていい流れらしいです。
そして池の北岸からかかる、朱塗りのコンクリート橋を渡ると、
そこは弁天様を祭った北小島です。
島、と言っても20-30歩も歩けば一周できてしまう小さな島ですが、
たった数メートル岸から離れてるだけなのに、俗世間から離れたような
不思議な感覚を覚える場所ですね。弁天様のご神域だからでしょうか。
この弁天様、勝手にですが、
僕の芸道における守り神様と思わせて頂いてるので、
芸道に迷いを感じた時や、心が落ち着かないときに、
よく行っていろいろ聞いて頂いてます。
今回もそんな迷いがあっての訪れだったんですが、
まぁ、思った以上に他の人がいて、あまり長居はできませんでした。
また早朝か、夕方、人が少ない時間帯に来ようっと。
いつも迷いや愚痴を聞いていただくのも悪いので、
ただ心を空っぽにして遊びに行くのもいいかもしれません。
お弁当でも持って。(笑)
で、池の北西岸から帰途についたのですが、
そのあたりで、なんとも無粋な工事をしてたのが気になりました。
子供たちが元気に走りまわってた土の広場に、舗装の歩道を作る工事。
この池の景観になんとも馴染まない、まさに無粋なシロモノでした。
まぁ、バリアフリーの観点もあってのようなので、
ある程度は仕方ないのはわかります。だけど、もう少しなんとかならないのかなぁ。。