ちょっとした気付きがあって、自己メモ兼ねて書きます。
ちゃんとまとまらないかもしれないけど、たぶん大切なことのような気がするので。
仕事ってなんだろう?
働くってなんだろう?
よく日本人は働きすぎ、といいます。
日本人は休むのが下手くそだ。だから効率の悪い働き方しかできないのだと言われます。
海外のデキるビジネスパーソンは、もっと効率的に働き、休むときには休むものだ、と。
今朝もこんな記事を見てブルーになってしまいました。
でも、ちょっと疑問に思ったのです。
働くってなんだろう? 仕事ってなんだろう?
仕事って、働くって、「お金を稼ぐこと」でしたっけ?
だから、できるだけ短時間で効率的に「お金を稼ぐこと」が一流なんでしょうか。
仕事は「お金を稼ぐこと」。生活は「お金を使うこと」。
対極にあるこの2つは常に対立してる。だから、バランスを取らないといけない?
それがワークライフバランス?
なんか違うと思いませんか?
仕事だって、人生の中の大部分を占める重要な要素。
それが、金儲けのためだけでは悲しい。
そこで気付きになりますけど。改めて考えてみました。
僕が考える「働く」ということ、「仕事」というのは、
自分の持てる力でもって、社会に働きかけること、そのものを指すのではないか、と。
そこに、
「お金を稼いでいるかどうか。」
「お金を貰っているかどうか」が入ってくるから、
おかしなことになるのではないでしょうか。
この観点から考えたら、職業として取り組む仕事以外にも。
夫として父親としての役割だって仕事だし。
趣味として人と関わるものは全て仕事。
地域社会との関わりだって、全部大切な仕事です。
ライフワークという言葉があります。
まさに生きることは、働くこと。社会に自分の力で働きかけることは、みな仕事です。
その中で、お金を貰ってする仕事だけを特別扱いするのはおかしいし、
お金を貰ってない仕事を粗末に扱うのもおかしい。
人生の局面局面で、その軸足・配分を調整しながら生きていくのが人生。
そういう意味では、オン・オフという二元論がそもそもおかしい。
ある仕事がオフのときには、他のある仕事がオンのはずだから。
そう考えると、冒頭上げたような「日本人はウンヌン」というのは、
外人特有の二元論的価値観から出てるのかもしれないなぁ、と改めて思うわけでして。
善か悪か。イエスかノーか。白か黒か。仕事かプライベートか。
こんなすっぱり割り切って考えようとしても、日本人は多元論的価値観の文化なので。
どうにもすっきりしない。どうにもはっきりしない。
でも、それが日本人だし、日本人の美徳だと思うのです。
外人から「日本人はヘンだ」と言われたところで、大きなお世話なのです。
そういう考え方もまた一つ、あってもいいんじゃないかなぁと思うこのごろ。
みんな違って、みんないい。「違う、ヘンだ」と自分と異なる価値観を攻撃するのではなく、
「そういう考え方もあるんだなぁ。」と、まったりと受け入れられる。
そんな優しい社会であって欲しいなぁ、と改めて感じるこのごろでした。
全然まとまってないですね。まぁ、そんな感じで。