50歳までの10年間に目指すこと

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本日、2020年7月17日は、僕の40回目の誕生日です。
大きな節目に際し、日頃お世話になっている皆様、導いて頂いている諸先輩方に心より御礼申しあげます。
 
さて。10年前の2010年、30歳になった時に僕は、「40歳までに室蘭に帰る」というのを長期目標に設定しました。
というか、厳密には、「40歳までに室蘭に帰る。帰れない場合は諦めて、帰らない前提で人生設計し直す」でした。実際にはご縁があって、目標より3年前倒して37歳の時にUターンしてきたわけだけど。
 

 
じゃあ40歳から50歳までの10年間をどうするか、を考えるときに、いろいろな要素を踏まえないといけない。
 
まずもって大前提なのは、そもそも、なんで僕は室蘭に帰ってきたのかっていうこと。次に、僕の人生にとって、この40代という10年間がどういう位置づけかということ。
 
目的と手段をはき違えてはいけない。
この場合の僕の「目的」は、平たく言えば、
「室蘭というまちが100年後も室蘭として輝き続けるための礎になること。」
もっと簡単に言えば、「室蘭というまちの発展に貢献すること。」
それによって、僕という人間がこの街に生きた証を何らかの形で残すこと。
それができれば、おそらく子孫を残すことはないだろう僕でも、生きた価値が出てくると思います。これが目的。
 
当然ながら、今の職場で出世することが目的で室蘭に帰ってきた訳ではありません。今の職場で働くこと、それ自体は、上に書いた目的を達するための「手段」でしかないんです。
だから、その部分を、目的と手段をはき違えると、おかしなことになります。
 
そうなってくると、その「手段」は、僕の「目的」を達成するために最適か、という話も出てきます。現時点でそれを見極める材料が十分ではないので、なんともだけど。
「目的」を達成するための「最適な手段」を探す努力は、常に続けなきゃいけないと思っています。いくら楽だからって、今とっている手段にしがみつくような人生では意味がない。
 
そして、もう一つの要素。この10年が僕の人生においてどんな局面か、ということ。
僕の人生があと何年続くのかは知らないけど、志半ばで死ぬ可能性は考慮しつつ、でもその前提で人生設計組んでも仕方ない。となれば、とりあえずは、当面は続くものとして設計するしかありません。
 
とは言え、ある程度のリミットというのは存在します。
一般的に、雇われて働く人間のリミットは、60歳か65歳。となると、僕の仕事寿命は残り20年か25年ということになります。
 
長期目標はあと2つ立てたところで仕事寿命が尽きる計算です。その後はロスタイム突入だけど、そこは計算に入れない方がいいでしょうね。
 
次の50代の長期目標では、上に書いた「目的」を最終的に達成する計画になるでしょう。となれば、その一つ手前の今回の長期計画では、その前段、準備をする最後のチャンスになります。
 
それを踏まえると、今回の長期目標は、「僕という人間が室蘭の発展に貢献する」ための、「最適な手段」を得る。それが目標になると思います。
 
手段と一言で言っても、いろいろありますよね。
「職業」というのも一つの手段。
「プライベートでの活動」というのも一つの手段。
あとは「お金」とかもそうだし、必要となる「スキル」もそう。極端な言い方になるけど、「家族」「身内」といったものも、目的を達するための手段の一つとして有効なら、前向きに検討してみる必要も出てくるかもしれない。
 
でも、若いころみたいに無限の可能性があるわけではありません。
限られた時間とリソースの中で、最適なものを選んでいく強かさが必要。
その為には、おそらく捨てることも、必要になってきます。
「僕でなくともいいもの」は捨てていくしかないでしょうね。
 
僕という人間が室蘭という街の発展に貢献するために、最適と思われる手段をそろえること。それが僕が50歳までに達成するべき目標になると思います。
 
それが揃えば、そこから10年ないし15年、あるいはその先のロスタイム、あとは全力で駆け抜けるだけです。
 
というわけで、僕が室蘭の発展に貢献するための最適な「手段」探し、40代かけて取り組んで行きたいと思いますので、皆様引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

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