記録されて、目の前に晒されて、初めて気づくこと

201603

昨年末から、週1回ペースで動画番組を制作してます。
「週刊! てつまちChannel」と名付けたその番組は、僕がFacebook上で運営しているページ群の1週間の動きをまとめて「声」で伝える番組で、今年の大きな新企画の一つと位置づけてたりします。

ゆくゆくは、音声だけでも公共の電波に載せたいという気持ちはありますが、それは次の段階のお話かなー、と思ったり。

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2016年 あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

これまた毎年恒例ですが、一年の計は元旦にあり。
一年の抱負などを書いてみたいと思います。

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2015年 大晦日

あと2時間弱で2015年も終わりますね。
毎年恒例にはなりますが、元旦に立てた目標を軸に1年振り返ってみたいと思います。

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PC再考

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最近、メインPCの様子がときどき不安定です。
困るほどではないんだけど、作業中動きがカクカクされると、ちょっとしたストレス。

そういえばこのPC建造したのっていつだっけと、当時パーツを購入したAmazonの注文履歴を調べてみたら、2012年2月。
あー。3年半経ったら、そりゃ不安定にもなるよね、と納得。

で、そろそろ更新も考えなあかんなぁ・・といろいろ物色しているうちに、僕のPCに対する価値観が大きく変わってることに気づいたんで、自己メモ兼ねてブログに書き残します。

まず大きな変化。自作PCはもうやめよう、という結論になりました。
なんだか、自作自体にあんまりドキドキワクワクしなくなったので。

なんでかな? といろいろ考えてみたんだけど、どうも僕のPC観が変わっているってことらしい。

以前、僕にとって自宅PCは、「おもちゃ」であり、趣味であり、作って動かすことに大きな価値があったんだと思う。
作る過程と作り上げた結果に価値があって、作った後の運用は二の次だったから、多少動作が不安定でも、それをチューニングするのも楽しみのうちだった。

そりゃそーだよ。自己責任でいろんなメーカーのパーツ組み合わせて動かすんだもん。不具合の一つや二つ起きて当たり前。それがメーカー製PCのとの違いだから。

でも、今は運用中の不安定さがストレスの原因になってることに気づいて。
ああ、たぶんPC自作は僕の「趣味」ではなくなったんだな、と気づいた。
その前提として、たぶん自宅PCが「おもちゃ」から「道具」になったんだな、と感じた。

おもちゃに求めるものはワクワクドキドキの「楽しさ」
道具に求めるのは、「確実に目的を果たせる安定性」
そりゃ、求めるものが変わってくるわ。

で、自宅PCの使い道を改めて思い起こしてみると、かつてはWebブラウジング、メール、ゲームといったところがメインだった。
最近は写真の微調整、冊子やチラシのデザインと制作、動画編集、Excelでの集計作業、えとせとらえとせとら。

なにこれ仕事? って感じ。(笑)
そりゃ仕事PCと同等の信頼性と安定性が欲しくなるわ。(^^;

で、机の上に書類広げて作業することも多いので、PCは出来るだけ小さい方がいい。(このあたりもPCが「道具」になっている証拠だよね。)

いっそ、液晶一体型とかの方が場所取らなくていいんじゃない? と思い始めてる次第。

液晶一体型なら、使ってるテクノロジはノートPC向けだったりするから、省電力だしね。
PCは出来るだけ省電力なのがいい。(これもどちらかと言うと道具の要件。)

大人になったとか、童心を忘れたという言い方は好きじゃないけど。
あー、確実に自分の中で何かが一つ変わっちゃってるな、と改めて実感した出来事でした。

2015年 あけましておめでとうございます。

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2015年、初めての更新となります。皆様あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

今年は年末年始なにかとバタバタしてまして、ブログ更新が今日までズレ込んでしまいました。。

さて。それでは毎年恒例にはなりますが、今年の目標といいますか、抱負を書きたいと思います。今年は、

1、聖地巡礼旅の完結
2、5キロ以上の減量
3、室蘭でのリアル活動の強化

の3つを挙げたいと思います。

1は、大晦日にも書きましたが、宮城道雄先生の足跡をたどる旅が未完になってますので、これを早期に完結させたいなと思います。2013年9月に決意し、少しずつ進めてきた取り組みで、すでに2年越しになってますので。

2は、日頃の不摂生がたたり、また体重が73-4キロまで増えてます。これを少なくとも60キロ台まで落としたい。そのためには短期的なダイエットではなく、中長期的な生活習慣の改善が必要です。
最近は特に腸内環境が悪化してるのでは? という実感がありますので、食物繊維を多めに取り、糖質は控え、ヨーグルトを食べる習慣を身につけたいですね。

3は、昨年からの継続になります。むろらん100年建造物保存活用会の理事としての活動や、蘭歴建見会の会員としての活動などを通じて、室蘭のいろいろな方たちとのご縁が生まれてますので、これを大切に深化させて行きたいと考えてます。もちろん、FBページ「てつのまち」グループの運営も継続・強化していきます。

昨年12月から、新たな貯蓄の試みとして、外貨での定額積立預金を始めました。
月1万円ずつですが、給料日の翌日に引き落とされて積み立てられます。

この、毎月一定額ずつ金融商品を購入するのは「ドル・コスト平均法」と呼ばれるそうで、高い時には少なく、安い時には多く買うことになりますので、長期的に見ると購入金額が平準化され、リスクを低減することができます。
以前僕は、何もわからず外貨定期預金にどーんとお金を入れて、ン十万を蒸発させた経験がありますが(恥) その経験を踏まえても、今の状況で日本円だけを貯蓄するのはリスク分散の観点から望ましくないと判断してます。

僕らはどう考えても老後、年金はもらえない世代なので、多少は稼げている今のうちに1円でも貯金をしておかないと大変なことになる・・そう考えてます。
でも、ただの守銭奴では意味がありませんので、そこはメリハリをつけて、使うべきところでは使う、も徹底して行きたいところですね。

2014年 大晦日

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皆様おばんでございます。

早いもので、今年もあと45分ほどとなりました。
今年も元旦に目標を3つほど立ててましたので、それをもとに振り返ってみたいと思います。

1つ目は、邦楽における再始動を挙げました。
今年はお正月4日のロビーコンサートから始まり、7月には宮城会全国演奏会、10月には北海道三曲連盟全道演奏会と大きな演奏会をこなして来ました。
合間合間には、お箏教室を開く姉弟子のところで一緒に練習させて頂いたりと、昨年よりもちょっとだけたくさん活動できたかな? と思います。

2つ目は、聖地巡礼の完遂を挙げました。
これに基づき、2月に刈谷、7月には伊勢と白浜を訪れましたが、最後に一箇所、鞆の浦だけがまだ行けてません。というわけで未達成ですね。

3つ目は、写真撮影技術の向上です。
てつのまち写真館に掲載する写真の質を上げたいということで決めた目標でしたが、ようやく夜景写真とか、人様にお店できるかなー? ってレベルのが撮れるようになってきました。

最近実感しているのが、自分から見ても、だいぶ考え方がポジティブになってきてるな、ということです。ネガティブな思考に囚われることも少なくなりました。
来年はさらにポジティブに、当たって砕けろの精神で何事にもチャレンジして行きたいですね。

ご覧の皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。

崩壊への足音・・

このブログの更新は久しぶりですね。皆様ご無沙汰しています。

僕がFacebook上で「てつのまちグループ」という、室蘭市を紹介するページ群を開設しているのは皆様御存知と思いますが、その中の「てつのまち写真館」で今年の3月から連載しているシリーズに「神社シリーズ」というものがあります。

てつのまち写真館で紹介する写真は9割以上が僕が自分で撮ったものですから、当然市内各地の神社を探して訪ね、お参りして写真に納める。そんなことを続けてきました。

その中で強く感じていることがあります。
表面上は大きな破綻もなく、ゆるやかに衰退を続けている室蘭市ですが、実は生活のすぐ近くでいろいろなかけがえの無いものが壊れ始めている、と。

室蘭市内には、まちの成り立ちから、人口の割にたくさんの神社があります。僕がこれまでにてつのまち写真館で紹介したものだけでもすでに23社を数えます。

神社はお祭りなどを通じて地域の住民が一体する要になるだけでなく、今のように町内会館などが整備される前には、地域の寄り合いや集会の場所だったり、発表の場所だったり、子供の遊び場だったりと、まさに地域コミュニティの中核、要でした。

そんな地域にとって無くてはならないはずの神社。しかし、僕が紹介した23社のうち、御祭神の分からない神社が半数近くあります。地域の方たちがどんな思いを託して神社をその地に建てたのか、その由来がわからないものがたくさんです。
そして、それを知っているはずの昔からの住人であるお年寄りが、次々と地方に住む子供さんたちを頼って室蘭から出て行ってしまっている。結果、神社のことを知る人がいなくなり、神社を管理する人もいなくなる。そして神社自体も無くなっていく。

僕が紹介した23社のうち、3社はすでに廃止された神社です。
未公開で、これから公開しようとしている神社の中にも2社、すでに廃止された神社があります。

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廃止されて藪になってしまった旧栄町神社

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廃止されて石段だけが残る旧本町神社

各地域に根ざした存在であったはずの神社。このまま無くしてしまっていいのでしょうか。

せめて僕は記録者として、今残されている神社を写真におさめ、保存していくことで、警鐘を鳴らして行きたいと思っています。

神社ほどではないにせよ、お寺も同様の危機を迎えていると思います。
来年はお寺シリーズの連載を考えています。

室蘭市立絵鞆小学校のこと

Cover

北海道室蘭市にある、絵鞆小学校をご存知ですか?

現役校舎としては珍しくなった、円形校舎を2つ連ねた構造の校舎です。
今年度限りで閉校となる予定のこの校舎を後世に残したいということで、この度、同志の皆様と行動を起こしました。

円形校舎は、戦後すぐの、物資不足の時代に、
「狭い土地でも広く作れる」「資材を節約できる」などの特徴が注目されて、
全国で100例以上が建設されたそうですが、その多くが既に役目を終え、解体されたものや、山奥の廃村で廃校になったままのものが多くなってきています。

この円形校舎、もともとはこの絵鞆小学校のように、
手狭になったらどんどん円形校舎を増設していくことを考えて設計されているそうなのですが、
実際にこうして複数の円形校舎が結ばれた形で残っているのは珍しいのだそうです。

建物を所有する室蘭市は、すでにこの2棟のうち1棟の保存を決定し、
校舎周辺に存在している貝塚からの出土物や、
市内のすでに閉校した学校のゆかりのものを展示する場所としての活用を
打ち出しています。

問題はもう1棟です。この1棟をどうするかの結論が出ていません。
僕達は、このもう1棟も含め、2棟両方の保存を願っています。

なぜなら、先述したとおりこの絵鞆小学校は、
そもそもの円形校舎の設計思想を全うした稀有な例だからです。
2棟一緒に保存することで、この建物の歴史的建造物としての価値は最大限になります。

とは言え、これだけの建物ですから、維持するだけでも莫大な費用がかかります。
「歴史的価値があるから、残す」だけでは大義が立ちません。

そこで、この校舎の活用方法も一緒に皆様と考えて行ければと考えてます。

まずは、行政に「多くの人がこの建物の保存を願っている」ということを
知ってもらう必要があります。そのために、僕たちはWeb署名を用意しました。

もしも当ブログご覧の皆様でご賛同頂ける方がいたら、是非ご署名をお願いします。

宛先:室蘭市長 青山剛様 室蘭市教育長 山田進様 室蘭市教育委員長 西里弘二様 
絵鞆小学校の円形校舎を2棟共保存して下さい。