先週の土曜日、室蘭の市民団体「蘭歴建見会(通称けんけん会)」のまち歩きに参加して来ました。
今回は、以前よりけんけん会で取り組んでいたまち歩きマップが完成したということで、それを片手に、建築士会の方たちも参加のもと、総勢30人ほどでゾロゾロと室蘭の中央町界隈を歩いてきました。
完成したマップはこれ。なかなかいい雰囲気ですよね。フルカラー全12ページの大作です。
これをもとに、室蘭観光ツアーガイドの伏木さんのガイドのもと、旧室蘭駅を出発。
道路を渡った所で旧室蘭駅の説明。その後は小橋内方面に進み、北海道船用品さん、若林金物店さんの前をとおり、長谷川貿易ビルの前で解説。
ここで、説明は室蘭工大の武田先生にバトンタッチ。建物の建築様式や見どころについて解説がありました。
ここで道路を渡り、長谷川貿易ビルの横を通って裏手へ・・。ちょっと寄り道です。
そこに何があるかと言うと・・・。
終点!!
そう。札幌と室蘭を結ぶ国道36号線の、ここが終点です。札幌の時計台前から始まり、ここ室蘭市海岸町で終わるのです。
この後、一行は旧室蘭駅前まで戻り、日本一の坂を通って旧札幌通りへ。
日本一の坂でも解説があったのですが、写真撮り忘れました。(^^;
坂を登ったところにある創成館跡で再び説明。でもここも写真撮り忘れ。(^^;
そして視界の開けたところで、手前に見える日本製鋼所、奥に見える新日鐵住金について説明がありました。
次は室蘭八幡宮。ここでも由来について一通り説明がありました。
お次は、旧丸越山口紙店さん。レンガ造りの素敵な建物です。
ここでは、中を見学させて頂くことができました!
大正12年築の建物はとても立派で、しばし呆然。
太い柱と梁が年月を感じさせます。
奥には素敵な階段が。僕、実は階段って大好きなんです。(^^
他にもここが商家だった頃の品々が多数残されてました。
なんとか後世に伝えたいものですね。。
結構長居した後、建物を後にしたのですが、声をかけられて振り返るとレンガの壁一面にバラが咲いてました。なんでも隣家が立ち退いたあとに植えたバラがこんなに増えたんだとか。
レンガの建物にバラがよく映えますね。
長くなってきたので、ここで一旦切ります。後編をお楽しみに。